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清流球磨川・川辺川を未来に手渡す流域郡市民の会のブログです。イベントや川の様子をお知らせします。手渡す会のHPはこちら↓ http://tewatasukai.com/


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第五回 川に学ぶ

第五回 川に学ぶ

❈❈❈❈❈❈❈❈❈❈❈矢岳山地で学ぶ❈❈❈❈❈❈❈❈❈❈❈❈

川が山をつくり 山が川をつくる

山が森を育み 森が山を守る

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2017年7月22日土曜日10時 球磨川ハウスに集合

    矢岳の哲学庵で球磨の山河を語り明かすコースも設定

        参加申し込み連絡先 09018734158 木本

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童謡「お山の杉の子」 むかしむかし その昔 椎の木林のすぐそばに

┅┅┅┅┅┅┅┅┅ は小学校の教師が作詞した軍国主義謳歌のものでした。

昔昔、その昔、里山は開発されても、奥山は自然のままでした。

レオナルド・ダ・ヴィンチ

      山は川の流れによって作られる

      山は川の流れによって壊される

       ≪お尋ねします≫

 川辺川は清流日本一と宣伝されていますが、この清流と

   清流球磨川・川辺川の清流は同じ意味ですか?

   川は3尺流れて清まられると言われていましたが何が川を

   清めているのですか?


# by tewatasukai | 2017-06-20 20:36 | お知らせ

球磨川防災フォーラムへの投稿文と意見書

 520日、国土交通省八代河川国道事務所が主催する球磨川防災フォーラムが人吉市で開催されました。

このフォーラム他、国交省の防災に対する姿勢についての問題点が、5月26日の熊日新聞に掲載された(手渡す会会員)緒方紀郎さんの投稿文に端的に挙げられています。

 また、フォーラムに先立ち、子守唄の里・五木を育む清流川辺川を守る県民の会・美しい球磨川を守る市民の会・清流球磨川・川辺川を未来に手渡す流域郡市民の会三団体のメンバーが熊本県庁を訪れ、球磨川の治水に関する意見書を国土交通省と県に提出しました。

「緒方紀郎さんの投稿文」「どのような考えで意見書提出に至ったかの説明文」、そして「国交省と熊本県への意見書」を下記に転載していますので、ぜひお読みください。

【緒方紀郎さん、投稿文】 ↓
=================================
(題名)防災には情報の共有が不可欠

 520日、国土交通省が主催する球磨川防災フォーラム「いつか来る大水害を乗り越える」を聞きに行った。流域をあげて防災意識を高めることなどが議論されていたが、そのためには情報の共有が不可欠だと思う。ところが残念なことに、最近の国交省には情報を住民に伝えようとする姿勢が見られない。

 川辺川ダムに代わる球磨川の治水対策を話し合う「球磨川治水対策協議会」の検討内容について、今年1月にパブリックコメントの募集があった。パブリックコメントを書くための資料は国交省のホームページ等で閲覧するようにとのことだったが、資料を見ると膨大で分かりにくく、閲覧だけで理解できるような内容ではなかった。住民は、説明会を開くよう抗議文まで提出したのだが、結局何の説明もなかった。

 川辺川ダム事業計画で建設省(当時)はダム説明会を何度も開き、最終的には住民討論集会まで開いた。2007年には、球磨川河川整備基本方針の説明会(川づくり報告会)を流域の地区ごとに53か所で開催したのに、なぜ国交省は住民に直接説明をしなくなったのか。住民のために事業を進めようというのなら、まずは住民に説明をして、住民と対話をすべきだ。

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【わたし達の考え方と意見書】 

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突如、球磨川流域に千年に一度の大水害が発生 何故?

 国交省は3月末に「球磨川水系流域最大規模の洪水浸水想定区域図」なるものを新聞紙上で発表しました。この中には、家屋倒壊等氾濫流想定区域図や河岸浸食想定区域図も含まれています。千年に一度の大雨は大洪水を発生させ、上流から下流まで堤防はすべて決壊し、川沿いの家は氾濫流で倒壊し流されてしまい、低地はすべて浸水するとした図です。理由は流域住民が的確かつ主体的に避難するためであるとしています。

 川辺川ダムは80年に一度の大雨による洪水の氾濫はで防ぐことが出来るが、1000年に一度の大雨には全く役に立たない猛烈な洪水が発生し、想像を絶する災害が発生するというのです。だから、このような場合は流域住民が自ら的確に避難するしかないと国交省は言い出したのです。

 いままで、国交省は人吉の治水安全度は3年に一度は堤防が決壊して水害に出会うという考えを展開したり、人吉が大水害にあった昭和40年の洪水を持ち出し、本当はあの時もっと沢山の洪水が流れ、もっと甚大な被害に遭っていたはずだという考えを展開してきました。

そして、いまは、昭和40年の水増し洪水を対象にした治水対策案づくりに取り組んでいるところです。現在進行中の取り組みは、球磨全域の町や村を破壊してしまうような九つの対策案を発表し、他によい対策案はありませんかと住民に問いかけました。住民からの返信のほとんどはダムのない豊かな球磨川を再生させることが大切だというものでした。世界の歴史が教えてくれるところによれば、豊かな山河を守ってはじめて流域の暮らしも守られるということです。流域住民の多くが願っていることと一致します。

ここに、突如、国交省は1000年に一度の大雨を持ち出してきました。この背景には何があるのでしょうか。

その一つは、2011年には紀伊半島で想定外の大雨が降り、至る所が水没しました。山が崩れ、川に土砂が流れ込み大惨事も起きました。こんな大水害が発生した最中、狼少年問題も持ち上がってきました。大きな被害が発生したにもかかわらず避難指示を出さなかった某市長が「狼少年と言われたくなかったから」と言い訳をしたからです。この問題をきっかけに、想定外の大雨と防災のあり方が大きな話題となりました。

その翌年には、九州北部豪雨で至る所で大きな災害が発生しました。熊本県でも、特に阿蘇の大雨と至る所で発生した土砂災害、そして白川の大水害がありました。福岡県八女市の矢部川は、越流していないのに堤防が決壊し大水害を引き起こしました。

構造令といって、ダムや堤防の作りかを定めた法律を盾にとって、住民が求めている破堤しない堤防づくりを拒否し続けている国交省は、この矢部川の堤防決壊が引き起こした水害を重視し、これを引き合いにだして、人吉は3年に一度は堤防が決壊すると言い張っているのです。

しかし、白川においては、矢板を入れた破堤しない堤防づくりに取り組みました。立野ダムを容認したご褒美なのでしょうか。ダムは建設しなくてよいから、破堤しない堤防に作り替えて欲しいと住民の要望を逆手にとった対応をしました。

いずれにしても、このような想定外(ダムを作るために想定された雨量以上の雨が降ること)の雨が引き起こす災害が頻繁に発生するようになり、想定外の大雨にそなえるために、20155月に水防法を改訂しました。

「想定最大規模降雨により河川が氾濫し、浸水が想定される区域を洪水浸水想定区域として指定すること」という条文は書き加えたのです。

この水防法の改訂を受け、国交省は「浸水想定の作成等のための想定最大外力の設定手法」も発表しました。この設定手法において、想定最大雨量の計画降雨規模は1000年に一度の大雨としたのです。

ダムをつくるために想定された雨量以上のいわゆる想定外の大雨に備えた取り組みすすめている最中、2015年の9月に、鬼怒川の大水害が発生しました。堤防の決壊から氾濫流が生じ、次々と家が流されていく姿は一部始終テレビで放映されました。

鬼怒川の上流には四つの大きな治水に対応するダムがあり、雨の降り方は紀伊半島豪雨や九州北部豪雨に比べると雨量は少なかったにもかかわらず、堤防決壊が起き、激しい氾濫流が発生しました。激しい氾濫流が発生したところは本来は川の一部であるところだったからです。堤防を築き、上流にダムをつくったから安全であるとし、そこに町づくりを進めたのです。その結果、大水害に遭ったのです。100%人災です。

ところが、国交省は、慌てて同じ9月に社会資本整備審議会河川分科会大規模氾濫に対する減災のための治水対策検討小委員会を立ち上げました。ここでは、治水対策は万全を期していたが、地方公共団体の無能と流域流民の防災意識の低さが問題であったと結論づけたのです。驚くべき結論です。この答申で取り上げているハード面での治水対策はダムに反対する人たちが長年主張し続けている破堤しない堤防づくりがただ一つ提言されています。

12月にはこの小委員会が「社会意識の変革による水防災意識社会の再構築」を答申しました。この答申を受け、球磨川水系でも水防災意識社会再構築会議なるものが球磨川水系の治水対策会議と並行して進められています。
 全く異なる二つの治水対策を同時に持ち出した背後には何があるのでしょうか。一方は、治水対策という名の基での利権追求であり、もう一方は基本高水治水では対応しきれなくなった災害防止を住民に責任転換しようとしているとしか私たちの目には映ってきません。別の言い方をすれば、利権に預かれる治水対策は国交省が請け負い、命を守る防災の方は住民が自己責任においておやりくださいと言っているように受け取れるということです。

捏造に捏造を重ねて作りだされる大雨-洪水-水害で住民を脅しても、決して住民の主体的な防災意識は育ちません。過去に、流域住民が主体的な防災意識が育っていたのは、住民の暮らしの中に川があったからです。

大切なことは、住民の暮らしの中に豊かな球磨川を蘇らせることであり、大雨-大水で流域住民をおどすことではないのです。

このような立場で、私たちは国交省と熊本県に以下のような意見書を提出することにしました。


                         

国土交通省八代河川国道事務所 所長 貫名功二 様

熊本県知事 蒲島郁夫 様

 


子守唄の里・五木を育む清流川辺川を守る県民の会 
                             代表 中島  康

 美しい球磨川を守る市民の会
                             代表 出水

清流球磨川・川辺川を未来に手渡す流域郡市民の会 
                             共同代表 緒方俊一郎

 共同代表 岐部 明廣



 想定最大規模降雨による洪水浸水想定区域図公表に関する意見書

 「ダムによらない治水を検討する場」は当時の九州地方整備局長の「ダムがなければ人吉の安全は保障されない」という会議そのものを否定する発言から始まった。この「検討する場」に国交省が最初に持ち出してきたものは氾濫戻しという水増しシミュレ―ション洪水5700㎥/sを人吉市に氾濫させることであった。

 これに対して、住民側からは、昭和40年洪水は甚大な水害を引き起こしたにもかかわらず、昭和40年洪水よりもっと大きな洪水が発生した昭和57年においては何故水害が発生しなかったという事実に基づいた対策こそが重要であるということが提起された。

 しかし、この住民からの提起を無視して、次に持ち出してきたものは、3年に一度の割合で堤防を決壊させ、人吉市に大水害を発生させることであった。しかも、これをもって人吉市の治水安全度は3分の1としたのだ。

治水安全度はあくまでも計画の規模の大きさを意味するものにすぎない。人吉地点の治水安全度は80分の1というとき、堤防決壊やダム放流の話が入りこむ余地はない。わざわざ堤防を決壊させて、治水の安全度は3分の1しかないという論理は成立しないのである。

「人吉市は3年に一度は堤防が決壊し、その都度水害に見舞われてきたはずであるが、幸運にも堤防が決壊しないで水害に遭うことなく過ぎてきただけである。本当は3年に一度は堤防が決壊して人吉の皆さんは水害に遭っているのだよ」というつくり話を治水安全度にすり替え、今もこのイカサマ治水論を展開し続けている。つくり話でも、だから、決壊しない堤防づくりに取り組みますというのであれば、少しは真実味もでてくるが、不思議な事に頑固として決壊する堤防維持にしがみついたままでいる。

 このイカサマ治水論に唖然としていると、再び、水増しシミュレーション洪水5700㎥/sを持ち出し、町も村も破壊してしまう治水対策案なるものを持ち出してきた。勿論、住民はこの対策案を全く評価しなかった。パブリックコメントの結果がそれを証明している。

 パブリックコメントで住民が表明した意見に基づく議論を始めるのかと思いきや、今度は、人吉上流には12時間に502mmの超豪雨を降らせ、流域を氾濫させてしまい、「さあ、皆さん大変なことになりましたよ。皆さんの防災意識を高めてください」と新聞紙上で呼び掛けた。

 もし、国交省が、これを事実として本気で考えているのであれば、第一回ダムによらない治水を検討する場においての岡本局長の発言を撤回することから始めなければならない。それだけでは済まない。球磨川水系に関する河川整備基本方針そのものも撤回し、検討する場や球磨川治水対策協議会で取り組んできたものすべてを破棄しなければならない。1000分の1で人吉市上流全域に12時間502mmが降るとしているのだ。今、私たちが体験している局地集中降雨とは全く違う雨が降るとしているのだ、だから、治水対策は全くゼロからのスタートとなるものなのだ。従来の災害とは全く違った事態が発生するからである。

計画の規模80分の1と1,000分の1は単に量の大きさの違いだけではない。災害の質の違いが重大な問題になるのだ。山に何が起き、川に何が起き、流域に何が起きてくるのか、80分の1と1000分の1の違いを克明に記述しなければならない。これをしなければ、避難の方法一つ考えることは不可能である。大雨を降らせて、流域を氾濫させて済む問題ではないのだ。

 それにしても、3分の1で流域住民をおどしたかと思ったら、水防法を使って1000分の1のおどしに切り替えたのだ。国交省のこの態度は流域住民の安全に責任を果たしているとはいえない。単にコンピューターゲームを楽しんでいるに過ぎないと思われても当然であろう。

 最近、国交省は防災意識社会の再構築に関する議論を盛んにされているようであるが、住民が川に対する防災の意識を無くしてしまったのは、治水・利水の名の基に、住民の暮らしから川が取り上げられてしまったからである。決して、国交省が提起している治水技術が進歩したからではない。このことを教えてくれているのが2015年に発生した鬼怒川の水害である。

 かつて、流域住民の暮らしの中に生きていた川はどんな川であったかを明らかにし、その川の再生に取り組むことが最優先されなければならない、川を流域住民のものにすることが流域住民の川に対する防災意識を高める第一歩になる。それは、住民が川と主体的に向き合った時にのみ可能となるからである。

      

以上の意見を踏まえ、住民が真に納得の出来る懇切丁寧な説明会の開催を要望する。流域住民の多くは、国交省は今なおダムありきの治水だけを煽り続けているに過ぎないと思っている。想定最大規模の洪水浸水想定区域に対しても同様の姿勢としか受け取っていない。

新聞紙上での公表だけでは、住民が主体的に防災意識を高めるために取り組まれたものとは理解していないし、理解し得ない。12時間502mmがダム建設のための脅しではなく、住民の主体的な防災意識の高まりを望むものであるなら、12時間502mmがなぜ現実的な対応であるのか、全住民が納得できるまで説明すべきである。

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# by tewatasukai | 2017-05-27 17:05 | 報告

パブリックコメントへの抗議と要請

 国土交通省と熊本県より、川辺川ダムに代わる球磨川水系の治水対策を話し合う「球磨川治水対策協議会」の検討内容についてパブリックコメントの募集が行われ、パブリックコメントを書くための資料は、国土交通省のホームページを見るか、平日の昼間に各市町村役場で閲覧するようにとのことでした
 ところが、資料を見ると、平成21年1月の「ダムによらない治水を検討する場」発足から始まった8年間の検討内容が掲載されている膨大なもので、ホームページや役場での閲覧だけで理解できるような内容ではありませんでした。

 そこで、「子守唄の里・五木を育む清流川辺川を守る県民の会」と「清流球磨川・川辺川を未来に手渡す流域郡市民の会」は、1月20日(金)熊本県庁にて球磨川治水対策協議会パブリックコメントに関する抗議文を提出し、説明もなしにパブリックコメントを募集することに強く抗議するとともに、説明会の開催などを要請しました。

 また、昨年1月18日に提出した「球磨川治水対策協議会の丁寧な説明を求める要請書」に掲載していた6点の質問項目にも全く回答していない点についても、改めて回答を求めました。

以下、提出時の様子と、提出した抗議文・意見書の内容です。

     


パブリックコメントへの抗議と要請_d0284413_17241140.jpg
                               ※写真提供:山野 敞


【抗議文】
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

                                   2017年1月20

国土交通省九州地方整備局長 小平田浩司 様

熊本県知事        蒲島郁夫 様

   子守唄の里・五木を育む清流川辺川を守る県民の会   代表  中島 康                       
   清流球磨川・川辺川を未来に手渡す流域郡市民の会  共同代表 緒方 俊一郎
  
                                       
共同代表 岐部 明廣

球磨川治水対策協議会パブリックコメントに関する抗議文


国土交通省と熊本県が、川辺川ダムに代わる球磨川水系の治水対策を話し合う「球磨川治水対策協議会」の検討内容について、パブリックコメントの募集を始めたことが1月8日の熊本日日新聞で報道された。

パブリックコメントを書くための資料は国土交通省のホームページを見るか、平日の昼間に各市町村役場で閲覧するようにとのことだが、資料を見ると平成21年1月の「ダムによらない治水を検討する場」発足から始まった8年間の検討内容が掲載されている膨大なものである。ホームページや役場で閲覧だけで理解できるような内容ではない。8年間の検討内容について、説明もなしに意見を述べることなど、誰もできるものではない。「住民参加」の河川法の精神を考えるならば、パブリックコメントを募る以前に、当然、住民にきちんと説明すべきである。

川辺川ダム事業計画で建設省(当時)は説明会を何度も開き、最終的には住民討論集会まで開いた。また、多種多様の川辺川ダム宣伝ビラが新聞折込や回覧板等でばらまかれた。国土交通省は平成19年5月~11月に、球磨川河川整備基本方針の説明会(川づくり報告会)を流域の地区ごとに53か所で開催した。ちなみに、川づくり報告会における発言者数(887人)の中で「治水のためにダムが必要」と発言した人はたった4人(全体の0.5%)だった。

「球磨川の治水対策が住民のため」と考えるのなら、国土交通省は住民にきちんと説明してからパブリックコメントを募集すべきである。また、2016年1月18日に貴職あてに提出した「球磨川治水対策協議会の丁寧な説明を求める要請書」に掲載していた6点の質問項目にも全く回答していない。

説明もなしにパブリックコメントを募集することに強く抗議するとともに、以下3点について強く要請する。

                  記

1.パブリックコメントを募る前に、球磨川治水対策協議会のこれまでの経緯等を説明する「住民説明会」を、平成195月~11月に球磨川河川整備基本方針の説明会(川づくり報告会)を開催した時と同じ規模(流域の地区ごとに53か所)で開催し、住民の意見をきちんと聞くこと。

2.「川づくり報告会」のとき同様、上記「住民説明会」の開催を、チラシや新聞記事、新聞広告等を用いて住民に広く知らせ、参加を呼びかけること。

3.上記2点が終了するまでパブリックコメントの募集を中止すること。

                              以上




【意見書】
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


                                      2017120

九州整備局長 小平田浩司様

熊本県知事  蒲島 郁夫様

      
     パブリックコメントに関する意見書

パブリックコメントの前提は住民が重視している事実を共有することから

         

           清流球磨川・川辺川を未来に手渡す流域郡市民の会

                       共同代表 緒方 俊一郎

                            岐部  明廣

 私たちは、ダムによらない治水を検討する場が開催されることが決定された時点から繰り返し川にダムをもち込むことに異議を唱えた住民の声を意見書・要望書の様式で提出し続けてきた。しかし、住民の声は一度も会議の中で取り上げられることはなかった。一方的に国と県の考えを押し付ける会議に終始し続けてきた。にもかかわらず、住民に説明すらすることなくパブリックコメントを強行している。

パブリックコメントは住民が重視している事実を国・県が共有することで初めて生かされる。住民が重視している以下に述べる事実に関する議論を住民と行う場を設定することを強く求める。

最近、国は住民の防災意識の低下を問題にし、自らが引き起こしている治水事業の失敗を住民に転化し使用としている。もし、住民の防災意識を重視するのであれば、川を流域住民の暮らしに取り戻し、河川行政に流域住民が主体的に参加できる体制をつくるべきである。この意味においても、パブリックコメントと並行して、流域住民が重視する事実に関する議論をする場を設定すべきであると考える。

その1 脱ダムの原点になっている事実

     球磨川に建設された荒瀬ダム・瀬戸石ダム・幸野ダム・市房ダム四つ

のダムが川をまるごと破壊し、甚大な水害を引き起こし、地域を衰退

させてしまったという深刻な事実である。

その2 水害問題の原点になっている事実

       国交省は昭和40年に発生した洪水が引き起こした水害だけを取り上

げて議論をしているが、住民は昭和57年に発生した洪水は昭和40

の洪水より大きかったにもかかわらず、甚大な水害は発生しなかった

という事実を重視している。住民は、昭和40年人吉大水害は治水事業

の失敗であるとみている。大雨や大水に原因があるとは認識していな

いのだ。

   その3 川の保全と流域の災害問題の原点になっている事実

       球磨川水系の保全にとって一番重要な役割を果たしてくれているのは

流域の山々(山林)である。昭和38年~40年に多発した山腹崩壊や

土石流の発生は奥山開発の名の基に推し進められた奥山開発である。

    この山腹崩壊や土石流は多くの人命を奪った上、川を土砂で埋め立て

水害を引き起こす大きな要因にもなった。この事実は、現在において

も全く解消されていない。

気象現象に伴って発生する災害を問題にする時、球磨川水系の流域に

おいては流域の山々(山林)の実態が最重要の課題になるのだ。川と

山は一体である。流域の安全・安心はここに原点がある。

なお、山の問題を森林の面積にすり替えて議論しているが、これほど

お粗末な考えはないということを書き加えておく。

                            以上







# by tewatasukai | 2017-02-13 18:03 | 報告

【第4回・川に学ぶ】のご案内☆

前回の投稿でご案内しました10月22日土曜日の【川辺川ダム計画から50年・川を語るシンポジウム】の翌日の10月23日日曜日に、【第4回・川に学ぶ】を開催することになりました。
下記のスケジュールで計画していますので、都合がつかれる方はぜひご参加ください。
シンポジウムへのご参加もよろしくお願いいたします☆
※写真は【第3回川に学ぶ】の時の様子です。(森明香さん撮影)

10月22日のシンポジウムの日程も再送させて頂きます。↓
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
【川辺川ダム計画から50年 川を語るシンポジウム】
~ダム計画から50年の変遷と直面している問題を語る~
   
◆日時  2016年10月22日土曜日 午後2時~5時
◆場所  人吉市東西コミュニティーセンター 2F会議室
(〒868-0016人吉市城本町1088 電話0966-28-3230)
◆内容 
 基調報告:清流 球磨川・川辺川を未来に手渡す流域郡市民の会
 講演:福岡賢正氏 
    タイトル「川辺川ダム計画50年を見つめて」 
 講演:今本博健先生 タイトル「非定量治水のすすめ」 
           
【第4回 川に学ぶ】
~「ダムによらない治水を検討する会議」以降 河川の状況はどう変化したのかを観察し、国、県は川に何をしたのか、何をしなかったのかを明らかにする~

◆日時  2016年10月23日日曜日 午前10時~午後2時 
◆集合  くま川ハウス
    (〒868-0037人吉市南泉田町25 電話0966-24-9929)
◆場所  球磨川・川辺川上流一帯
   ※昼食・飲み物等・雨具は各自ご持参ください。
    歩きやすい靴・服装でご参加ください。
◎両イベントとも参加費は 無料 です。
◎22日夜に懇親会を予定しています。
都合がつかれる方はぜひご参加ください。
当日申し込みも可能ですが、参加ご希望の方は事前にご連絡
頂けると助かります。

【第4回・川に学ぶ】のご案内☆_d0284413_22265174.jpg


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# by tewatasukai | 2016-10-16 22:31 | イベント

「川辺川ダム計画から50年◇◇◇球磨川・川辺川流域市民集会」

川辺川ダム計画が立てられてから今年で50年目を迎えました。
手渡す会では、京都大学名誉教授 今本博健さんと毎日新聞編集委員 福岡賢正さんに講演をお願いして、下記の内容で集会を計画いたしました。
都合がつかれる方はぜひご参加ください。

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「川辺川ダム計画から50年◇◇◇球磨川・川辺川流域市民集会」
      主催 清流川辺川・球磨川を未来に手渡す流域郡市民の会

 いま川辺川・球磨川が直面している重大な問題を語る
◇ 川をまるごと破壊したのは何か 
◇ 住民から川を奪い取ったのは何か
◇ 川をどのように取り戻すか 
◇ 川をどのように住民の暮らしに取り戻すか
            
【日 時】 2016年10月22日(土)午後2時~5時
【場 所】 人吉市東西コミュニティセンター  会議室
       人吉市城本町1088  電話0966-28-3230

【基調報告】 手渡す会(黒田 弘行)
【講 演】  福岡 賢正 : 川辺川ダム計画50年を見つめて
       今本 博健 : 河川法で川は守れるのか


※講演者略歴(敬称を略させていただきます)

今本博健(いまもと ひろたけ)1937年大阪生まれ。
京都大学名誉教授(河川工学)。淀川水系流域委員会元委員長。水工技術研究会会長。
京都防災研究所宇治川水理実験所所長・防災研究所長を歴任。
専門は実験水理学・河川工学・防災工学。
在任中は、開水路流れの乱流構造に関する研究、河川・湖・海洋の流れに関する水理模型実験、国内外の水害調査等に従事。

福岡賢正(ふくおか けんせい) 1961年熊本県生まれ。京都大学農学部卒。83年毎日新聞社入社。久留米支局、福岡総局社会部、人吉通信部、福岡本部学芸課などをへて、現在は編集委員。 著書に『国が川を壊す理由』(葦書房)、『男の子育て風雲録』(毎日新聞社)、『たのしい不便』(南方新社)、『隠された風景』(南方新社)、『小さき者として語る平和』(南方新社)


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# by tewatasukai | 2016-07-04 14:42 | お知らせ